台風9号（クローサ）は、2025年8月1日朝の時点で八丈島の東南東約250km付近を北北西に進んでおり、日本列島への影響が本格化し始めています。今後、伊豆諸島や関東沿岸部に接近する見込みで、各地で大雨や強風が予想されています。移動を予定されている方は、各交通機関の最新の対応状況の確認を強くおすすめします。
台風9号2025 最新進路予想と雨量、航空各社や新幹線の対応まとめ
最新進路予想と注意点
台風9号は、中心気圧980hPa、最大風速25m/sで北上中。2日3時には銚子市の南南東約100kmに接近、以降は日本の東へと進む見通しです。関東地方や東北地方、東海地方では1日から2日にかけて暴風や大雨となるエリアが広がる可能性があります。伊豆諸島や関東沿岸部では、特に強雨や強風、交通機関の乱れに厳重な警戒が必要です。
予想雨量と今後の影響
関東地方北部では、8月1日～2日にかけて1時間に30mmを超える激しい雨が予想されており、警報級の大雨となる地域もある見込みです。また、台風の進路や規模によって局地的な突風や土砂災害のリスクも高まっています。外出を控え、最新の気象情報をウェザーニュースや気象庁でこまめにチェックしましょう。
航空各社や新幹線、JRの対応
- 航空会社（ANA・JALなど）
羽田・成田・八丈島発着便を中心に、7月31日午後～8月3日の間は「特別対応」として、遅延や欠航しなくても手数料無料で便変更・払い戻しが可能となっています。各社ウェブサイトなどで運航情報を随時確認してください。
LCC各社の対応
ピーチ航空などのLCC（格安航空会社）各社についても、台風9号接近時は大手と同様に「遅延」「欠航」「条件付き運航」の可能性があります。特に成田・羽田など首都圏発着便は、8月1日・2日を中心に影響が出やすいと案内されています。今朝6時時点では、具体的な大規模欠航などは未発表ですが、状況次第で直前に決定されることが多いため、常に公式サイトやアプリで最新情報の確認が必要です。
- ピーチ航空やバニラエア、ジェットスター・ジャパンなどでは、遅延や欠航が決まり次第、予約者にメールやアプリ通知で速やかに情報を配信
- 欠航決定後は、オンラインで「振替」「払い戻し」申請が可能
- 大規模な欠航が予想される場合でも、すぐに手数料無料でキャンセルや便変更できるとは限らず、「欠航対象便」に該当する必要があります
- 欠航／遅延が決まるまでは無料変更や払い戻し対象外の場合が多い
- 予約時にメールアドレスやアプリ通知設定をしておくと情報が早く届く
- 空港に行く前にも最新のフライト状況を確認
- LCCは天候の変化により運航判断が早朝や数時間前に下ることも珍しくありませんので、公式ウェブサイトで便ごとの最新状況をこまめにチェックしましょう。
新幹線・JR各社
東海道新幹線や東北新幹線など、東京～名古屋や仙台方面を結ぶ主要幹線では、大雨や強風の影響で運転見合わせや遅延が発生する見込みです。安全運行が難しい状況では、区間運休や速度規制など厳重な対応が取られるため、余裕ある移動や最新情報の取得が不可欠です。
新幹線の運行状況（8月1日6時現在）
- 東海道新幹線
東京～名古屋間では、暴風域への突入が予想されており、安全運転のため速度規制や区間運休の可能性が高まっています。運転を見合わせる時間帯が生じる見込みで、朝から午前中にかけて遅延・運休が拡大するおそれがあります。 - 東北新幹線・上越新幹線
台風の進路や雨の強まりにより、本数の削減や運転見合わせの可能性に警戒しています。特に福島～仙台間や群馬～新潟間など、線路が山間部を通る区間では土砂災害や倒木による運転中止も考えられる状況です。 - その他新幹線各線
北陸新幹線や山陽新幹線にも波及的なダイヤ乱れのリスクがあり、東日本・西日本ともに注意が必要です。
交通全体への影響
- 首都圏・中部・東北地方の在来線
台風の接近タイミングによって、各エリアで計画運休（事前に決められた区間・時間帯の運休）が発表・実施される場合があります。 - 道路交通
高速道路や一般道では、強風や大雨、冠水による一時通行止めや速度規制の情報が出ています。迂回や運転中止も含め、車での移動は十分にご注意ください。
まとめ
- 運休や遅延は今後さらに広がる可能性があるため、最新の運行情報をJR各社の公式サイトやウェザーニュースで随時チェックしましょう。
- 事前に移動の変更や調整を検討し、不急の外出は控えることをおすすめします。
台風9号は進路によっては関東や東北地方に大きな影響を与える見通しです。最新の進路・雨量予想を確認しつつ、航空各社・新幹線・JRの公式情報で運休や遅延情報もこまめに把握しましょう。不測の変更にも慌てず対応できるよう、今のうちから余裕を持った行動と安全確保を心がけてください。
コメント